週刊チャオ、まだあります

かつてチャオBBSにいた全ての人たちへ、ぼくたちはまだ"週刊チャオ"にいます。

やりたい放題やろう

こんにちは、ダークです。
僕のシャドウの冒険もそうですが、当時冒険物小説が流行っていましたよね。

水神さんの海上の冒険土星さんの真実の冒険、もぐもぐらさんのジュエル・ファンタジー、ろっどさんの月と太陽の物語……挙げだしたらキリがないですね。
今では黒歴史だとか、稚拙だとか、文章力なさすぎだとか、そんな印象を持たれている人が多いかと思いますが、それでも冒険物小説は当時間違いなく人気でした。
土星さんが企画した小説ランキングでは、ほぼ毎回と言っていいほど冒険物が上位を独占していたと思います。

 

 

冒険物小説はなんで人気だったのでしょうね。

 

多分、やりたい放題を共有できたから、っていうのが一番なんじゃないかと僕は思います。
ツイッターでの反応を見た限りでも、チャオBBSで初めて創作に触れたという人も少なくないですし、加えて似たような作品に影響(ドラゴンボールとかデジモンとかフリーゲームとか)を受けた同世代の人が多かったということが大きいでしょう。
やりたい放題が共有できる環境があった、っていうのは、他の創作に対しても言えるかもしれませんが流行の大きな一面でしょう。

 

そういう意味では、当時冒険物を好きで書いたり読んだりしていた人達には、まだやりたい放題を共有できる余地が大いにある、とも言えると思います。
今でも小説に触れている人の中に、おそらく当時と同じテンション、文体で書いていたり、小説に対して同じ印象を抱いていたりする人ってほぼいないと思いますが、当時と同じものでないにしても、やりたい放題やってみるか、って思って書く小説って、もしかしたら共有できるんじゃないか、って思ったりしています。
今僕が書いているステンドグラスは、やりたい放題の小説です。良かったら見てね。

 

とは言いつつも、チャオBBSがスーパーメンテに入ってからの人生で得たものが、当時冒険物に触れてこなかった人に刺さったりだとか、同世代なんだけど全然冒険物と関係ないようなもので刺さったり、だとかすることもあるんですよね~。僕は何について話していたんでしょうね~。

 

でも確実に言えるのは、僕たちには共有しているものがある、ということです。
だから僕はみんなの声が聞きたいです。
それは作品という形だけでなく、思い出話だったり、あれからこんなことあったんだ、っていう話だったりでも、してくれると嬉しいなあと思います。