感想コーナー返信ゼロ件
おはこんにちばんは(死語)! ろっどです!
皆さんは感想って書いていましたか。
それとも、他の人の作品はあんまり読んでなかったよって人の方が多いのかな?
感想ってもらったらすっごい嬉しいじゃないですか。
でも150号あたりから感想を書く人がぼちぼち減って行って、「感想コーナー」ができた頃には1作品につき1つしか感想が来ない……みたいな感じになっていたようです。
これってどうしてなんでしょうかね?
ぼくは、やっぱり感想って書くのめっちゃ難しいからだと思うんですよね。
読むだけでもハードル高いじゃないですか。
その上で面白い!って感じて、感想を書こう!にまで至るのって、実は相当稀有なことだと思うんですね。
だけどせっかく書いたんだし感想欲しい!
だから、恩を売って恩で返してもらおう!
(みんなに感想を書くことで感想をもらおう)
そう考えた男がいました。
ぼくです。
感想の思い出
ぼくがメインで活動していた時期で、最も活発だったのはやはり月と太陽の物語の連載中でしょう。
連載期間は週刊チャオ113号~145号、2004年5月~12月25日までです。連載終了はちょうどクリスマス当日だったようですね。
感想、どんなものをもらったか皆さんおぼえていますか?
月と太陽の物語の最終話では、このような感想をもらっています。
ダーク ID:015284 2004/12/26 16:31:20 | |||
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これが感想の中で最も多かった感想、
あらすじ型感想です。
読んだけど、どんな感想を書いたらいいのか分からない……でも読んだことは伝えたい!
そう考えた若いぼくたちが生み出した超必殺技。
ストーリーをなぞる。
恐らく皆さんも一度は経験があるのではないでしょうか。
他にもこんな感想があります。
しぐま ID:014044 2004/12/28 01:15:31 | |||
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キャラクター登場型感想です。
読んだけど、どんな感想を書いたらいいのか分からない……でも読んだことは伝えたい!
そう考えた若いぼくたちが生み出した超必殺技。
自作品のキャラクターを登場させる。
恐らく皆さんも一度は経験があるのではないでしょうか。
進化してゆく感想
さて、そんなカオスを極めし感想コーナーですが、ろっどさんが全員感想をしていた時期はこんな感じです。
ろっど ID:015498 2008/07/14 11:42:11 | |||
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とりあえずキャラクターを褒めておけば良い。
そういう作戦に出たようです。
しかしあらすじ型感想やキャラクター登場型感想と比べると、多少まともに見えます。
見えます。
つまりこれも進化。Evolution。立派な成長なのです。
この「感想の進化」は、休刊後の週刊チャオ サークル掲示板にて「週刊チャオ鍛錬室」を生み出すきっかけとなりました。
より感想らしい感想を。
実りある意見を。
ところがそれは同時に「敷居の高さ」を生み出すこととなってしまったのです。
良い作品を書かなければ……良い感想を書かなければ……そういうプレッシャーの中で創作活動に臨んでいたように思います。
ただそれはやっぱりどこか違っていたようです。
なぜならば、
一番小説を楽しんで書くことができていたのは、粗さも雑さもそのままに表現する2004年のぼくなのです。
自由に書こう
感想が欲しいから良いものを書きたい!
って気持ちは今、ぼくの中にも確かにあるんですけど、
それよりもぼくは自由な発想を大事にしたいなって思います。
作品の魅力は、小説の上手さとは関係のないところにもたくさんあるんじゃないかなって思うんです。
文章が変だったりストーリーが支離滅裂だったりしても良いのです。
作者が楽しく書くことができていれば。
だから今のぼくには、休刊後に力を入れて書いたチャオ・ウォーカーやろっどの物語よりも、
月と太陽の物語がひときわ輝いて見えるのです。