週刊チャオ、まだあります

かつてチャオBBSにいた全ての人たちへ、ぼくたちはまだ"週刊チャオ"にいます。

ほめぱげ

こんにちは! チャピルです。
当時のチャオBの発言画面って覚えてますか?
メールアドレス、パスワードにならんで、URLっていう項目があったんですよね。
そして当時古参と思われた人たち(IDが3桁以下くらいの人たち)って、大体自分のホームページを持ってたじゃないですか!
ちょっとカッコイイじゃないですか!!

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 思えば2000年代初頭、みんなこぞって個人ホームページを作っていました。
この当時のホームページというのは、大体こういう感じです。

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メニューには掲示板、チャットルーム、来訪者数を表すカウンターなどが並んでいました。
ページの末尾には「リンクフリー」と「コピーライト表記」が付いており、さらに200x40pxのバナーが用意されていました。
キリ番を褒め称える習慣は、さすがに僕の時代(2004年くらい)にはなくなっていて、来訪者との交流は掲示板に集約されていました。


ブログが登場したのが2002年、Mixiが2006年、Twitterが2007年です。
だから、SA2の時代には、ちょっとずつブログ形式のホームページも増えていきました。
だけど、SNSは影も形もなかったから、情報発信するにはまず個人ホームページだったわけです。

 (↓いつもその時々の流行を取り入れるホップさんのページ)

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さて、こういうサイトを見ていて、中学生だった頃の僕は思いました。
自分だったらもっとカッコイイサイト作れるんじゃね?と。
そうしてできたのが「チャオの書」というサイトです。
今思えば、コンテンツはほとんどチャオBからのパクりなのに、デザインだけとにかくがんばって作ったサイトでした。
結果的に、現在スマホからまともに見られるほとんど唯一のチャオサイトとなっているのは感慨深いところです。

 

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当時はただ、ホームページを持ってる人への憧れがありました。
だけど、ホームページを作るためにはまずHTMLタグを覚えて、そのうえコンテンツも作らないといけないので、かなり大変でした。
逆に言えば、コンテンツにオリジナリティがなくても額縁だけで勝負できたのでは?と思います。

 

今はSNSが立派な額縁を用意してくれています。多くの人にとっては、こっちの方が楽だと思います。
でも、仮にチャオが登場するのが10年遅かったとしたら、自分は何をやってたんだろう?
そもそもチャオB自体なかったかもしれないですよね?

 

このブログを書くにあたって、チャオBや週チャオの思い出話をするように頼まれました。
でも、よくよく考えてみると、僕たちにとって懐かしいのはチャオBだけじゃないです。
こういう個人ホームページや、それを許容していた時代そのものが、今は失われつつあります。
レンタルサーバーのサービス終了に伴って、多くのホームページがアクセス出来なくなってしまいました。

 

僕はそういう、皆さんの記憶の中だけにあるエピソードに興味があります。
今年はチャオ二十周年、週刊チャオも復活するメモリアルイヤー。
こんな思い出を肴に集まれるのも、これが最後のチャンスかもしれません。

だから、チャオBや週チャオに関係なくたっていいじゃん!みんなももっと個人サイトの思い出を語りましょう!
サークル掲示板には、もはやめんどくさいルールはありません。
かつては聖誕祭の主役はチャオだったかもしれませんが、いつからかチャオラーのための祭に変わっていった気がします。

みなさんは当時、なにを発信しようとしていましたか?

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