週刊チャオ、まだあります

かつてチャオBBSにいた全ての人たちへ、ぼくたちはまだ"週刊チャオ"にいます。

チャオラー6人でダンスバトルをした話

プロローグ

2018年9月15日、JR上野駅に集まる4人の男達の姿があった。
ろっど、スマッシュ、ダーク、某。
彼らはかつてCHAO BBSで出会い、その腐れ縁がいまだに続いている者たちであった。

 

20分ほど遅れて、チャピルが上野駅へと到着する。
その頭一つ抜けた身長と黄色のTシャツを、だれもが見逃すはずがないと思っていた。
そのはずだった……

 

総括

はい、というわけで今日は9月15日〜16日に開催されたチャオラーオフ会の様子をお伝えします。

チャオラーでオフするのはこれが初めてではありません。
週刊チャオが休刊して、コアメンバーが大学生になった頃から開催されるようになり、その後もなんとなく長く続いています。
最後にこの規模で集まったのは一年半ほど前だったでしょうか?

持ち寄ったゲームで遊んだり、カラオケに行ったりしてるだけのゆるいオフです。

 

今は全員の年齢が20後半から30前半くらいです。
なんだか会う度に会話の内容がおっさんくさくなっていくのを感じます。
とくにろっどさんとそれがしさん。
似た業種同士だからなのか、つい仕事の話になってしまいます。ああー、火曜から仕事だー。働きたくないー。

 

僕を含む5人が上野のホテルに泊まり、ホップさんだけが現地で直接集合しました。
お金がないと宣言しているのになんやかんや来てくれるホップさんに感謝です。
次回までにPOP STARをもっと歌えるように練習しておきますね!

 

だーくさんは最初からやたらハイテンションで、変な歌を歌ったりしていましたが、ホップさんと合流する頃から具合が悪くなってバファリンのお世話になったりしていました。なんか前にも似たような流れを見たような気がしました。

今回のハイライト

今回のオフで一番印象に残っているのは『ダンスバトル』ですね。
ダンスバトルとは何かというと、Once upon a timeというカードゲームを遊んでいて出たネタです。

 

ワンス・アポン・ア・タイム 日本語版 基本セット

ワンス・アポン・ア・タイム 日本語版 基本セット

 

 

 Once upon a timeはカードに書かれた単語を使いながら物語を創作し、自分の持っている結末カードに導くというゲームです。
リレー小説とキーワード小説を足して二で割った感じのルールで、小説書き同士でやると大抵盛り上がります。
では実際どんな物語が生まれたか、あらすじを簡単に紹介しましょう。

第一回

昔々あるところに、チャオの森がありました。
そのチャオの森は火事によって消失!
生き残った二匹のチャオ、HとNは恋に落ち、幸せな家庭を築きます。
(※大物チャオラーの名前を勝手に拝借したため、登場人物の名前は伏せ字にします。想像で補完して読んでください)

 

しかし、Nは悪者に連れ去られ、洞窟に幽閉されてしまいます。
そこで現れるのがS。SはNを助けるためと言いながらHに急接近し、寝取りへと発展します。
一方、悪者から逃げてきたN。
NはSとHがいちゃついていることに失望し、復讐を企てます。

 

復讐に燃えるNと、Hを守ろうとするSが相対します。
S「実はチャオの森に火を放ったのは俺だったんだ」
自分が好きになる相手にろくなやつがいない。その事実に失望したHはチャオの森に火を放ちました

 

この話のオチは恋愛のいざこざと全然関係ないところでつきました。

第二回

魔女のユニコーンが脱走するというところから話が始まりました。
脱走したユニコーンはお城へと駆け込みます。
そのお城では舞踏会を開催していました。

 

「ヒャッハー!ダンスバトルだ!」


スマッシュさんの一言で、なぜかあらゆることがダンスバトルで解決される世界に突入しました。
沼でもダンスバトル、魔女と王妃の間でもダンスバトル。
角でブレイクダンスを披露するという大技を見せるユニコーン
全ての物事がダンスバトルで解決されていきます。
そんな中、唯一薬を飲んで正気を取り戻した王様が「ダンスバトルはおかしい」と気づき、物語は急に終わりました。

第三回

いきなり箒が主人公になりました。筒井康隆か?
箒は海賊や水夫の間を旅しているうちに、ギターと友達になります。


「エアギターとギターでバンドやろうぜ!」


ということで、彼らはバンドメンバー集めに奔走することに。
たまたま近くにいたおばあさんをドラマーとして引き入れることで、バンドはスターダムを上り始めます。
しかし、おばあさんは音楽プロデューサーと夜の関係を結んでいました。
音楽性の違いにより解散するバンド。

 

あれ?これどうやって終わったんでしたっけ?
途中から終わらせることがどうでもよくなってきて、過程が面白くなっていくのがこのゲームです。

チャオラーの特徴

週チャオとかでリレー小説に馴染みのある面子だからなのでしょうか。
適当に人の話に割り込んで、「ここで驚きの光景を目にしたのだった!」などと言ってパスする無責任なプレイヤーのなんと多いことか!
自分の結末に導くよりも、話を掻き乱すことに熱心な人間が多いのが週チャオ作家の特徴です。

 

たぶん僕たちは間違った遊び方をしています。
みなさんはぜひ正しい遊び方でこのゲームを楽しんでください……!!

次回予告

オフレポはまだまだ続きます。
次回、「元チャオラーたちでチャオ検定を今更やってみた」
十年の時を超えて立ちはだかる難問を前に、チャオラーとしての面子は保たれるのでしょうか!?
某さんに書いていただきます!